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「コジジのインド日記」改め「それから日記」改め       「コジジ教授の新それから日記」

3月30日(日) スリランカ旅行・サザンハイウェイ+道の駅。

このハイウェイを走ることも目的の一つ、漸く叶えることが出来ました。
行きは、いわゆる国道2号線、海岸線に沿った旧道を走り、約3時間ほど
かかったのですが、帰路は数年前に完成した高速道路「サザンハイウェイ」
を走りました。
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この道路は日本のODAとアジア開発銀行の援助で出来たもの。
ゴールからコロンボまで約120Km、ノンストップで走り抜けられます。
1時間程度でコロンボまで行けるのですからすごい進化です。
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ところがほとんど車が走っていませんでした。運転手曰く、
「500RSも払って走る人は金持ち連中だけだよ」と。
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ちょうど中間地点には、大変立派なパーキングエリアが。
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スリランカ政府が鳴り物入りで建設したそうですが。。。
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でもご覧のとおり、来場者はほとんどありませんでした。
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その中には、日本人が経営する「道の駅」というお店があると聞き、
楽しみに寄ってみたのですが、なんとすでに閉店していました。
よっぽどお客が来なかったのでしょうね。残念。
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3月27日(木) スリランカ旅行・ゴールのお寺。

時間があったので運転手さんの勧めるままに通称・日本寺へ。
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ゴール港の対岸半島の上にそびえるパーゴラが。そしてその隣に
日本のあるお寺からの寄贈で建てられた寺院がありました。
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ここで思いがけず、何とハヌマーンの祠が入口にあるのを発見。
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なぜヒンズー教の神様がここに祀られているのか尋ねたところ、
「この半島の一角は薬草の山として聖地になっています。ハヌマーンが
敬愛するビシュヌ神のために山ごと薬草を運んだ故事は有名ですが、
その山とは実はインドではなくこの場所だったのです」という伝説が。
(後で調べたところ、何とインドでもこの説が主流であるとか)
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薬草の山を掌に乗せ天空を一っ跳び。猿神ハヌマーンは、孫悟空のモデルでもあります。

そのまた近くに仏教・地場宗教混合のお寺が。これが妙に趣あり
お坊さんからお守りの白糸を結んで頂きました。
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スリランカ、小さい島国ですがいろいろと奥が深いですね。

3月24日(月) スリランカ旅行・ゴールのホテル。

ゴールに一泊したのですが、アマンガラやライトハウスは一泊
300ドル以上しますので、手頃なホテルを紹介してもらいました。
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これがなかなかの掘り出し物でありました。名前もレディヒルホテル
可愛らしく、新市街を山側に上がった丘の上の、瀟洒なホテルでした。
(朝食付きで一部屋110USDですから、一人6000円程度とお得)
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内装もなかなか凝った造りでありました。
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ディナーは最上階のオープンレストラン。目の前にゴール港が
広がる夜景は、大変ロマンチックでありました。
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翌朝ここに上がってみると、また、別の朝靄に浮かぶ景色が。
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すぐ横の樹木にはお猿さん一家が。
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朝食は一階のホールで。セットメニューでしたがこれがなかなか
懐かしい感じのスクランブルエッグを頂きました。
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3月22日(土) スリランカ旅行・ゴール旧市街。

ポルトガル、オランダ領時代の砦の跡、および城壁内の旧市街が
世界遺産になっています。先日のアマンガラホテルもその一部です。
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砦の遺跡です。無料で開放されています。
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石造りの時計台。
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遺跡公園の広場と港を俯瞰した写真です。
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旧市街の家並み。遠くに教会が見えます。
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海岸沿いにあるシンボル的な灯台。
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旧市街の路地の一角。
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同じく教会近くの路地。
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このような立派な教会があります。
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市役所も趣ある建物です。 

これらが旧城壁の内側にあり、実際に人々が暮らしている
ところが面白いですね。

3月20日(木) スリランカ旅行・アマンガラホテル。

ゴール市の見所に一つは、アマンリゾートがリニューアルした
アマンガラホテル(旧名はニューオリエンタルホテル)です。
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オランダ領時代(400年以上前)からのコロニアル建築であります。
10年前に訪問した時は、女性のオーナーが内部までゆっくり案内して
くださった記憶がありましたが、今回は、あまりの観光客のため、
宿泊客以外はロビー周りのみしか見ることが出来ませんでした。
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ロビー周りと内廊下。
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客室に向かう通路。
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テラスのカフェでお茶をしました。
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床のタイルが実にいいですね。
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同じくテラス、逆側からビュー。
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イスとテーブルも400年前そのものの様ですね。
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写真は雰囲気を出すために意識して人々を避けて撮っていますが、実はすごい数の
訪問者たちです。ゴールは世界遺産でありこのホテルの周辺に見どころがたくさんあるため
続々と車が到着していました。これはたまたまホテルの正面に乗り付けたスクールバス。
社会科見学で訪れた小学校の生徒たちでした。
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3月17日(月) スリランカ旅行・BAWA建築⑥。

そしてゴール近くにあるのが、BAWA作品の中でもカンダラマホテル
(北部のシギリヤ近くにあるため今回はパス)に次ぐと言われるホテル、
ライトハウス(1997年)です。
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ファサードもおなじみの石垣造りです。
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車寄せの両サイドの写真をどうぞ。
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この何の変哲もない入口を通り抜けると、別世界が待っています。
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エントランスの螺旋階段から衝撃的です。ステップは床照明。
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もはやホテルの装飾を突き抜けています。
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2階の回廊は、コロンボ市内の建築を思い出す雰囲気です。
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宿泊棟の中庭側。欧米のお洒落な研究所のようです。
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自然な岩をそのまま生かしたデザインです。
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プール側からの宿泊棟。
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海側からの宿泊棟。全く別の顔をしていますね。
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ホテルを取りまく海岸の景色。
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BAWA建築シリーズはこれにて終了です。皆さん、ご堪能頂けました
でしょうか? 尚、今回は訪問できませんでしたが、カンダラマホテル
はMAWA建築の中でも絶対に見逃せない建築です。現地へ行くのが無理
な方も、是非とも検索などで一度ご覧になってみて下さい。

3月15日(土) スリランカ旅行、BAWA建築⑤。

次に立ち寄ったのが、コロンボから50Kmほど、ビーチが有名な
リゾート地のベントータという街。
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そこにあるベントータビーチホテルもBAWA氏の設計です。(1969年)
一部リニューアルされていますが基本的な部分はオリジナルのままです。
線路脇の城壁のようなエントランスです。
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そしてドームのような車寄せが。
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この狭い階段を上っていくと2階のロビーへ。
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寺院のような天井のあるロビーです。
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建物は日本建築のイメージも覗えます。
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2階のレストランとテラス部分です。
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1階部分の外壁は石垣で覆われています。
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日本人は全く見かけませんでしたが、ヨーロッパ人が多数滞在していました。
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入り江の船着場からは、マングローブジャングルクルーズもあります。
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周囲は自然を生かし、ほとんどに無加工に見える広がりです。
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やはり水の使い方が見事です。
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テーブルもオリジナルデザインです。植物の葉脈がレリーフに。

3月11日(火) スリランカ旅行・BAWA建築④。

翌日から南部のゴール(コロンボから約120Km)という都市を目指して
旅行しました。先ず最初に立ち寄ったのが、カルタラ(コロンボから
約30Km)という一番近いリゾート地のブルーウォーターホテル
(1998年、BAWA氏のなかでは晩年の作品です)言わば最新作です。
このホテルの特徴は、なんといってもその名が示すように、水、水、水。
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エントランスの扉を入るとこの光景です。水の中を渡っていく感じです。
そして両サイドはというと。先ず右側。
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そして右側。
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さらに正面。ロビーは池の中にある感じ。その向こうにプール、
そして海へと広がります。一連の繋がりと奥行きは見事です。
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プールの先には広い芝生庭園があり、そこからは海岸です。
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アジアの高級ホテルでは良く見かけますが、境目に柵があり
ホテル専用のプライベートビーチとなっています。
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こんな設計、日本ではできそうにないですね。

3月9日(日) スリランカ旅行・キリスト教会。

ニゴンボをはじめとする漁港や海岸沿いには、キリスト教会を数多く
目にすることが出来ます。
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魚市場の入り口付近にあるモニュメント。日本での祠のようなもの?
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街道沿いにそびえ立つ礼拝堂。仏教寺院に引けを取りません。

仏教徒が70%以上のこの国で、なぜこの地域に偏ってクリスチャンが
多いかの理由を、ここでご説明しておきましょう。
仏教では殺生を禁じているのですから、生きた魚を取る漁民たちは
必然的に卑しい部類となり、階級的にも蔑まされることとなったわけです。
これはかつて、日本の猟師や革職人が見下されたのと同じ現象です。
そこへ欧州からキリスト教がもたらされ「この宗教では人民全てが
平等である」とされたものですから、漁民たちは皆、喜んで改宗したと
言われています。インドほどのカースト制度は無いものの、職業や
身分的な差別があった国なので、海岸線でのキリスト教の普及は必然
であったわけであります。

3月8日(土) スリランカ旅行・ニゴンボの魚市場。

この地域は漁港の街として有名なので、魚市場へも行ってみました。
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既に11時頃でしたが、まだまだ大変な賑わいでありました。
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兎に角、冷蔵冷凍設備がないので、その日のうちに売り切るのです。
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カツオやエビ、イカなど様々な魚種が。ハタや太刀魚も。
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エイも捌かれていました。
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海岸では地引網も頑張っていました。
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小魚は天日干ししてから粉々にします。これをカレーのダシに使うのです。
インドカレーとスリランカカレーの根本的な違いはこの点です。
皆さんご存知でしたか?
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おまけはちょっと絵になる風景を。
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3月6日(木) スリランカ旅行、BAWA建築③。

さて今度は、BAWA氏の本格的なホテルをご紹介しましょう。
コロンボから北へ30Kmほどのニゴンボという漁港の近くにある
ジェットウィング・ラグーンというホテルです。1965年の同氏による
ホテルとしては初期の建築ですが、現在のものは2年前に全面改築した
もので全く別物です。が、雰囲気は十分に伝わってきます。
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例によって入り口は大屋根の車寄せだけのシンプルさ。
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潜り抜けるとプールを囲む形で、メイン棟が正面に両翼は宿泊棟に。
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メイン棟のロビー周りです。
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ラグーン側のレストランとテラス回り。
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こちらは光庭を囲む渡り廊下。
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ファニチャーもおしゃれです。
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テラスでアイスティーを注文したら、ボーイから「日本の方ですか?」と
日本語で声をかけられました。なんと姉さんが日本人と結婚し、その縁で
彼も2年ほど仙台で仕事をしていたとか。スリランカは日本贔屓の人が多く
嬉しい出会いでありました。
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徐々にリゾート気分になられたでしょうか。
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3月4日(火) スリランカ旅行・BAWA建築②。

次に訪問したのが、すぐ近くにあるギャラリィーズ
BAWA氏の設計による住宅を改装し、現在はレストラン&カフェに。
雰囲気抜群のオープンタイプのレストランであります。
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BAWAさんの建築の特徴ですが、ほとんどの作品のエントランスは簡素で
ぶっきら棒な目立たなさです。
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ところが入り口を潜り抜けると別世界の空間が広がるのです。
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そして自然と融合したようなギャラリーへと導かれます。
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レストランも室外と一体的な造りです。
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寺院を思わせるような柱が並びます。
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同じく仏教寺院の講堂のような客席。
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椅子やオブジェもデザイン満載です。
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BAWAワールド、お楽しみいただけましたでしょうか?でもまだまだ序の口ですよ。

3月2日(日) スリランカ旅行、G・BAWA建築①。

今回の旅の主目的は、スリランカが生んだ世紀の建築家、Geoffrey・Bawa
の建築作品を視て回ること。その最初に訪問したのが彼の自邸兼事務所。
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コロンボ市内にあり今は同氏のギャラリーとして見学できます。
(一時間ごとの予約制で1000RS。スリランカ人が聞いたら卒倒する価格です)
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先ずこの部屋でビデオでのガイダンスがあります。作品集や経歴などを
約30分間解説付きで勉強します。
その後自由に内部をジックリ見学することが出来ました。
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玄関から室内へ続く通路です。
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中庭に開いたオープンな居間。
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別棟と続く渡り廊下的な空間。剥き出しの木の根が意匠に。
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別の光庭。影のシルエットが映えています。
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屋上へ続く階段。手すりと壁の丸穴の意匠が際立ちます。

ということで、これから次々とBAWA氏の作品が登場します。
乞う、ご期待!